イベント情報

<イベントレポート>シビレバー#17 全国を渡り歩き、たどり着いた沖縄の地

エンジニアを地方に呼び込む秘訣とは

OFF TOKYOしたいけど、どのエリアにしよう――。そんな思いを抱えている方々に向けた第16回「シビレバー」を、3月20日に都内で開催しました!
今回のゲストは、エンジニアの鈴木孝之さん。ノマドワーカーとして長野や富山、京都、高知などを転々とし、全国での移住体験を経て「沖縄」にたどり着いた方です。
2017年11月には株式会社Re:Buildを設立。ITやプログラミング好きな人が集まるコンセプト型シェアハウス「ギークハウス沖縄」で暮らし、東京との2拠点で活動しています。

鈴木孝之さんプロフィール

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1990年神奈川県生まれ。文系の学部を卒業後、2013年に東京のITベンチャー企業にシステムエンジニアとして入社し、社会人になってからプログラミングを習得。その後、株式会社フルスピードにwebエンジニアとして入社。フルスピードでは、大規模な広告配信サービスの管理画面開発を担当し、サーバサイド(php)からフロントエンド(JavaScript)まで幅広い開発に従事。2017年11月に沖縄で起業し、株式会社Re:Buildを設立。東京の企業からの開発案件を請けつつ、自社Webサービスを開発中。

全国を渡り歩き、たどり着いた沖縄の地。各地と比較したときに、どんな暮らしができ、どんな特徴があったのか。最終的に沖縄にたどり着いた理由とは? シビレバー当日、鈴木さんの体験談を参加者の方々に共有してもらいました。参加者は鈴木さんの話をどう受け止めたのか。参加者の声をお届けします!

参加した皆さんの感想

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上段左から時計回りに、丸山さん、鈴木さん、瀬戸さん、シビレ鈴木、五十嵐さん、上岡さん

“OFF TOKYOといっても、1つの地域にこだわる必要はない”
丸山さん「地元・九州を元気にしたい!」

鈴木さんの各地を転々とした中での体験談は、今後地方で仕事する自分にとって現実味のある話であり、イメージを固める上で大変勉強になりました。

またOFF TOKYOといっても1つの地域にこだわる必要はなく、旅するように自分のベストプレイスを探す働き方もアリだなと感じました。
東京と地方と二分化させるのではなく、もっと自由な選択肢を多く提供できるようになるといいなと思います。

“自分なりの“移住の基準”を作ることが大切”
五十嵐さん「地元・山形の活性化を進める」

地方移住を思い立ったら、いろいろ地方を見て回り、自分なりの“移住の基準”を作ることが失敗のない移住につながることを鈴木さんの経験から学ぶことができました。

“地域の悪い部分も知れるのがシビレバーの魅力”
瀬戸さん「OFF TOKYOアンバサダーとして活動」

私は沖縄に何度か旅行で訪れていて、人柄とか空気感がすごく好きで魅力を感じています。そのとき、移住したアパレルショップの店員さんやダイビングのインストラクターさんと話して、賃金の話を2人とも言っていたことが印象に残っていました。
今回のシビレバーでも「賃金が低い」という話が出ていて、そこは少し不安だと思いました。

また、ふだん移住のイベントでは、良いことしか言わないと思っていて、悪い部分をちゃんと知れたのはよかったです。
悪いことを知ったうえで移住するのと、「知らなかった!!」では全然違うと思うんです。良いことばかりじゃないのは当たり前だと思うので、デメリットをちゃんと知ることができると安心します。

私は「いつか東京を離れたい!」と思っていますが、今回皆さんの行動力や想いに圧倒されました。
それと同時に移住した半年後、1年後にお会いして話を聞いてみたいなと思いました。最初は、新鮮で新しくてワクワクやドキドキでいっぱいだと思うのですが、半年や1年後には冷静に見えることが多くあると思っていていて。デメリットもいっぱい見えてくると思うんです。そこを包み隠さず教えていただけたら嬉しいです。

教育格差や家族のことも気になるし、私も大事にしたい部分なので。私の周りは東京をエンジョイしていたり、東京大好き!みたいな方がどちらかというと多くて。今回考えが近い方とお話できてホッとしたというか、嬉しかったです!

“地方が人を呼ぶには『テクニカルな魅力』も必要”
上岡さん「各地のイベントに参加」

鈴木さんの全国を転々とした体験談が大変面白かったです。ここまで各地を転々としたエンジニアも、日本では少ないのではないでしょうか。貴重な時間でした。

気候が体に合うか、集まるエンジニアの特色で活動する場所を決める。
今後、この考え方はフリーランスエンジニアの間で当たり前になってくるでしょうし、地方側が人を呼び込むキーポイントだと思います。

先日参加した、ある県の企業誘致イベントでは、「人件費&土地が安い、気候が良い」を強く打ち出していました。その打ち出し方も重要ですが、「〇〇系のエンジニアがいる」「医療IoTが強く、ノウハウが地元にある」など、テクニカルな魅力を築く必要性も感じています。

皆さんとお話ししていると、いろいろとアイデアが浮かび大変刺激になりました! 他地域の課題や成功事例を聞くことで、改めて自分の地元を客観的に見ることができました。

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同じ課題を持つ地域同士で連携を(ゲスト・鈴木さんより)

自分の視野が広がり、とても有意義な場でした!
シビレバーの参加者の方は山形、鹿児島、宮崎、宮城、沖縄といろんな地域で活動されている方が参加しており、各地域で取り組まれていることや現状の課題などを共有することで、とても視野が広がりました。

また、その中で沖縄との共通の課題もありました。例えば、貧困やシングルマザーが多いという問題です。沖縄に限らず、他の地域でも問題になっている話を聞いて、私としては何か一緒にできることがないかと考える機会になりました。

参加された方のなかに、宮崎でプログラミングスクールを運営されている方がおり、どのように運営されているかもお聞きすることができて良かったです。ドローンの活用や空き家の活用、インキュベーション施設の建設などのお話も聞けて、非常に刺激を受けました。

今回のシビレバーを通して、同じような課題を抱えている地域同士でうまく連携して、解決に向けて一緒に動けるような仕組み作りや情報交換の場があると良いのではないかと思いました。
会社としても、他の地域との連携に向けて動き出しているので、各地域で協力し合い、相乗効果が生めるような世の中が実現できたらと思います!

東京にこだわらずに働く方々を応援していきます!

沖縄には今、ニアショアとしてIT企業がどんどん進出してきているほか、スタートアップカフェのような起業をサポートするインキュベーション施設やエンジニアが集うコミュニティスペースなども増えつつあります。場所を問わずに働くことができるエンジニアやデザイナーにとっては、恵まれた環境といえるのではないでしょうか。

シビレは、これからも東京にこだわらずに働く(OFF TOKYO)を応援し、ますます地域に根差した活動を行っていきたいと思います。
シビレバーも月に1度開催しているので、興味のある方はぜひご参加ください!(4月は仙台での開催となります。詳細は
こちら

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