【イベントレポート】出張版!飯能が“シビレる”理由を語る シビレバー#29

ふるふるラボ×シビレバーのコラボ企画!

若者が注目する街・飯能の魅力を語りつくした

5月17日に、埼玉県の注目エリア・飯能で開催したシビレバー#29。
会場となった「Bookmark」は、飯能銀座商店街の空き店舗(古本屋)が、ミニショップ、イベントスペース、コワーキングスペース、木育スペースが複合した、みんなのシェアスペースで、月に1度開催の「ふるふるラボ」という交流会とコラボして実施しました。

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都心から電車で40分、ムーミンがお迎え

19時、乾杯の挨拶とともにイベントスタート!まずはゲストの自己紹介からです。

赤井恒平さん
飯能出身、練馬在住。飯能に通っている。
実家が工場を経営していて、工場跡地をシェアアトリエとして地元の作家に貸している。2017年に空き店舗を改修し、bookmarkを運営開始。

堀哲郎さん
長野県の南信州生まれ。今は浦和に住み、まちづくりが好きで、自分らしくありたいという想いから「らしく株式会社」という会社を立ち上げた。
川口のまちづくりにも関わり、中国人の方々の声に耳を傾けながら「場」の運営に取り組んでいる。

鈴木翠
宮城県出身。シビレ創業者のひとり。
首都圏に20年近く住み、2018年にOFF TOKYO。
東京でやっていたことも地方でも同じことを実践したいと、「リモートヨガ」を実施。飯能に来るのは初めて。

SpecialGuest:堀口正裕さん
雑誌『TURNS』プロデューサー。
お隣の狭山市出身。子どものころから遊びに来るなら飯能。
「自分田舎?」→「自給自足」→「TURNS」と形を変えて媒体を創刊、25年ぐらい前から、地方創生という言葉もない時代から地方の変遷を見てきた。
ラジオ番組でも飯能を薦めるほど、飯能を推している。合気道と農業を狭山市で楽しんでいる。

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自己紹介を追えたら、トークセッションです。

飯能が注目される理由はなに?他のエリアとの違いを語る!

堀さん:埼玉県に住んで3年。埼玉県内で事業をするにあたりジャンルを考えたときに、山や林、森はあまり考えてきませんでした。でもちょっと話を聞きに、農林部森づくり課の村上豊さんに会ったのが飯能に興味を持ったきっかけです。
出身の長野の山は2000~3000m級の本格的な山が多いけど、飯能の山は気軽に登山やトレイルランニングが楽しめる。親しみやすい山があるのが飯能です。

堀口さん:狭山市出身で、子どものころから遊びに行くなら飯能でした。
釣りをして泳いで、温泉に入って、甘いお菓子屋さんもあり、子どもにとっては最高の場所です。
地域メディアのプロデュースをしている関係上、全国をいろいろ廻ってきましたが、やはり飯能びいきになってしまいますね。
働き方改革が進み、企業が給料半分でいいから働く時間も半分でいいというような制度ができ、好きなことをやってパラレルワークで収入も得られるような時代になってきた中で、飯能は、ぜひオススメしたい場所です。

鈴木:飯能が良い場所だとは聞くものの、自然に情報が入ってくるまでには至っていない。知られないのはもったいないと感じるぐらい、魅力的な場所。
今年はデュアルライフを送る人が増えてくる、デュアラー元年になると予測していて、デュアルライフを推していきたい。
平日都市部で過ごし、週末は田舎暮らしが実現できる場所。ふるさと納税だけでない地方との関係性もつくれます。

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会場の「Bookmark」。地域とアクションを仕掛けたい人が集まり、日々、アイデアが生まれる場所

埼玉県川口の事業から、飯能を考える

堀さん:私は、西川口で空き店舗を使ったビジネスをしています。
西川口は中国人の方も多く、中華料理店が40店舗ほどあります。そして、空き店舗も多い。
中国人の方に、どうやって本国から西川口を見つけて移り住んだのかなどヒアリングすると、池袋・赤羽エリアを検討したのち、家賃の安さが魅力で選ぶ方が多いことが分かりました。団地も50%程度が中国人という状況です。
そんな場所で、何かやれたら面白いのではと、去年の5月ぐらいから構想をスタート。30平米程度で8万円の物件を見つけ、スポーツ事業をしている経営者、建築士、税理士など5人が集まり、チームを構成しました。
川口は鋳物で栄えたため空き工場も多いですが、空き家、空き店舗などを利活用していく事業をチームで展開していきたいと思っています。
このチームの強みは入口のファイナンスから運営までワンストップでできる点。アジア系の利用客が増えるようなモデルをつくっていきたいです。
「西川口発中華料理」のブランド化も考案中です。

“その場所にいる人に合わせたまちづくり”という点で飯能でできること

上原さん:ひとつの例ですが、「奥武蔵旅館」という素晴らしい浴場があるのですが、認知度が低く、調べても出てきません。
500円でタオルまで付いてくる素晴らしい施設なのですが、ここに出会うまでに1年ほどかかりました。

赤井さん:なかなか情報を発信しにくい、伝わりにくいという課題はあるのかもしれませんね。中にいる人が、何をどのように発信していくべきなのかをきちんと考えられていないのか。
でも、考え方によっては、あえて何も発信しないで積極的に情報を探してきてもらうというのも一つの手とも思います。
いろいろとやっている方も多いが、まとめないほうがいいのでは、と思ったりします。

堀口さん:情報発信はマスに向けて行っても効果はありません。その人その人でケースが違うので。
例えば、子育て中の方など、その人に合わせたプランを用意。お店に入りにくいと思っている人には、一緒にお店に入ってあげるような個別のケースに合わせたプラン作りが必要です。
工数はかかるけど、そっちのほうが効果は高いです。

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まちづくりの未来は?いま、もっとも関心のあること

鈴木:自分で会社をつくるのに東京につくってももったいないと思います。
例えば、住むのは飯能でそこに納税して、仕事をするなら東京でと、地域に貢献・還元するみたいな仕組みができないかと考えます。
また、現状では無理ですが住民票を2つ持つようなことができれば、デュアルライフも広まりますよね。ふるさと納税とは違う貢献の仕方もあるんじゃないかと思っています。

堀口さん:いろいろな地域を見てきましたが、各地域で特色が異なるので、まずは見て経験することが重要だと思います。
地方に移住して失敗して東京に戻り、マンション暮らしが一番いい、という答えに行きつく人もいます。
生き方の選択肢として何が良いのかというのは、体験が重要と強く思います。
しかし、まちのためとかいう使命感で始めるのではなく、ワクワク感とかが必要です。答えがないので、私自身も今も悩みながら活動しています。

イベントの参加者と、感想は

東京を離れ、初めて飯能で開催した今回のシビレバー。
地元の建築家、群馬の沼田から来た方、広告系の仕事の方、世田谷から飯能に住まいを移した夫婦(ご主人は助産院系の経営者、奥様はイラストレーター)、自治体の方、将来ゲストハウスを運営したい方、ライフプランナー、川越でゲストハウスを運営している方、ロサンゼルスに住んでいた親子など、多種多様な方々が集まり、飯能について熱く語り合いました。
参加者は、こんな感想を持ってもらったようです。

「OFF TOKYOという発想、いいですね!私は飯能市に移り住んで、こんなに日常の幸福感が増えるとは思っていませんでした。
地方だからこそ、情熱が丁寧に形になっていく実感があります。飯能市に若い人たちがどんどん増えてほしいと願っています。
そのために自分ができること。微力ながら努力していきます」

「本日のふるふるラボ参加させて頂き、ちょっとだけ未来が変わった気がしております!」

シビレバーは、毎月第三火曜日(不定期)で開催!参加いただきたい方は、イベントページをご覧ください。

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