チャレンジを応援する宮崎県・児湯郡で拠点立地の可能性を探った!

【レポート】Work!Relax!Sports!デュアルライフツアー児湯郡編・開催終了

仕事の隣に遊びがあるってホント?宮崎県を堪能してきた

会社やチームの生産性を上げるために、地方の拠点を検討する企業が増えている今、“働く場としての地方展開を考えたとき、どこに拠点を置くのが正解”なのでしょうか?
東京とはまったく異なる環境で、仕事とメリハリをつけて、日常も楽しめるリラックスしながら働ける場所、と考えたとき、通勤時間が全国で最短といわれる「宮崎県」がよいのでは。

ということで、去る10/31-11/1、主に首都圏の企業を対象に宮崎県での立地のメリットを探る「Work!Relax!Sports!デュアルライフツアー」を開催しました。
今回は、ツアーレポートです。

遊びに食に、もちろん仕事にも本気で取り組む

参加する企業は宮崎空港に集合すると、そこから西都市にあるうなぎ料理屋「うなぎの入船」へバスで移動。
入船さんは明治27年創業の歴史あるお店で、なんと、宮崎県内外から年間25万人ものお客さんが訪れるそうです。

冒頭から美味しいうなぎに感動し、高鍋町へ移動しました。
東京に本社をもち、ここに拠点を開設したシステム会社・エイムネクスト株式会社を訪問しました。

同社では、世界各国・多国籍の社員が働いているそうです。
また、海外への展開も積極的に行っており、中国、ベトナム、インドネシアに現地法人を設立しています。2018年より高鍋町とIoTに関わる包括連携協定を締結し、高鍋町に事業所を開設されたとのこと。

代表の清さんは、
「高鍋町では、LPWAの基地局となる装置を高鍋町内の数か所に設置することで、高鍋町のほぼ全域でIoTデータ収集しています。複数のLPWAと、既存のインフラ等を組み合わせることによって、様々なデータを省電力かつ広範囲に取得可能なIoTデータ収集インフラを実現しています。このIoTインフラを活用することで、高鍋町内の各事業者の事業活動の活性化につながればと考えています」
と話しました。
さらに、農業分野での挑戦や、電源レスのオフィスセキュリティなど、実験的にさまざまなことに挑戦。

「地方の方がやれることがいっぱいあるんです。農業だって何だってやろうと思えばできることはたくさんあると思うんです。これまで事例がないことにチャレンジしたい!」というお言葉が非常に印象的でした。

お茶の心を体感する「茶心」に宿泊。移住者が営む宿に、エリアの勢いを実感

高鍋町に後ろ髪を引かれながら、1日目の宿泊場所・児湯郡新富町に移動、宿泊先の「茶心」に到着です。

ここは、「お茶の心を体験できる宿」がコンセプトの、一晩一組様限定の貸切宿。
入口をくぐると、お茶の良い香りが宿内に広がっていました。

茶心のオーナーでもある高橋慶彦さんは、新富町に昨年家族で移住されました。
新富町の魅力に取りつかれ、このエリアの魅力を世界に伝えるため、旅館業・民泊業にチャレンジし、貸切宿「茶心」を2019年5月にオープンしたとのこと。
今までにない「お茶の心を体験する宿」を実現することで、日本人観光客だけでなく、海外からも日本の地方へ訪れる人を増やすことにチャレンジしています。
多拠点や移住につなげることを目指しておられます。そんな「茶心」が、これから「たくさん人と新富町を結ぶ場所」になっていく姿が浮かびました。

そして夕食では、新富町、高鍋町役場のみなさん、翌日お世話になるこゆ財団の高橋さんなどにもお越しいただき、みんなで食事をいただきました。

温泉に入ったあとは、焚き火を体験!「都農ワイン(宮崎のワイン)」を飲みながら、焚き火を囲んで過ごす時間は、都会では感じることができない贅沢な時間です。

特別な時間を過ごせることで、日々の膨大なタスクを忘れさせてくれる、そんな夜になりました。

チャレンジを応援する。町が一丸となり事業を応援

2日目のはじめは、一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(通称:こゆ財団)さんにお邪魔しました。
出迎えてくださったのは、こゆ財団事務局長の高橋邦男さん。2014年にUターンしてくるまでは、出版社などで編集のお仕事を20年ほどされていたそうです。

こゆ財団は、2017年4月に新富町が「スピードまち経営」を目的に、旧観光協会を法人化して設立した地域商社です。
「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、民間ならではのスピード感で「特産品販売」と「起業家育成」を行いながら地域経済の創出に取り組んでいます。
特に、1粒1000円の国産ライチの販路開拓や、起業家育成塾などに注力されているとのこと。

こゆ財団設立から3年。数多くの実績を上げられているこゆ財団で、高橋さんが大切にされていることは「たくさん失敗すること」だそう。
「もちろんわざと失敗するわけではないです。そもそもこゆ財団がやっていることは全て初めてのことなので、何をやれば上手くいくかなんて分かりません。ずっと考えているだけでは意味がない。大切なのは、とにかくやってみること。失敗すれば、失敗したという経験値が得られますし、次は前回より改善し、角度を高めたチャレンジができます。これをいかに早く繰り返せるかが成功に至るキモなので、スピード第一というわけです」(高橋さん)

こゆ財団のみなさんのたくさんのチャレンジとたくさんの失敗こそが、新富町の目指す「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョン実現の後押しになっているようです。

首都圏と格差のない人材育成を目指す!企業の視座の高さに触れた

ツアー最後は、宮崎市内にオフィスを構えるMANGO株式会社にお邪魔しました。

MANGO株式会社は、株式会社セプテーニの関連会社として2009年に宮崎市に創業。創業以来、デジタル広告のオペレーションやコンサルティング事業を展開しています。今回は、代表取締役 高橋勇太さんと山口祥太郎さんがお話をしてくれました。

「ここで創業し、人材が最も大事だと感じています。丁寧に採用し、育成をしっかりした場合、首都圏にいる人たちと同じ力がつくと信じています。地方とか首都圏とかあまり関係ないというか。逆に首都圏の方が採用倍率も上がっていて、給与水準が上がっている構造があるので、地方で丁寧に育成して仕事ができるような環境を作ることが楽しくて仕方がないです」(高橋さん)

また、これからのビジョンとして、「まだまだ10年目の会社なので、僕らの組織を利用してもらって、全然東京でも通用するじゃん!っていう人を多く育みたいですね。逆に宮崎から飛び出していく人が生まれたら面白いと思っています。飛び出す人と来る人を両方受け入れられる組織をつくりたいなと思っています。」(山口さん)と力強くお話くださいました。

あっという間に終わりを迎えた宮崎ツアー。宮崎の魅力を存分に味わうことができた2日間でした。
「通勤時間が全国で最短」や「サーファーのメッカで出勤前サーフィンも楽しめる」「南国らしい雰囲気で、のびのびと働ける」など、ワークライフを問わずたくさんの魅力がある宮崎県。それ以上に、そこで暮らし、働く人の魅力に惹かれた2日間でした。地域で新たなチャレンジをする人、地域の未来を見据える人。こんな魅力的な人が集う宮崎だからこそ、またその人たちに会いに宮崎に行きたくなるのかもしれないと感じました。

宮崎ツアーの一幕(Photo Gallery)

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