「<OFF TOKYO×キラ☆>東北・新潟 Meetup!オンラインイベント」開催レポート

企業の未来と地域の未来を語り尽くす!参加者一体型のイベント終了

シビレは公益財団法人東北活性化研究センターと連携し、同団体が選定した東北・新潟のキラリと輝くキラ☆企業」の情報をお届けしています。
去る10月14日(水)、キラ☆企業の魅力を直接感じてほしい!という想いから、キラ☆企業2社の経営者とお話できるオンラインイベント『<OFF TOKYO×キラ☆>東北・新潟 Meetup!オンラインイベント』を開催しました。
全国から多くの参加者があり、地域の魅力ある企業の経営者との交流を通じ、東北エリアの盛り上がりや勢いを感じていただきました。
この記事では、当日の様子をレポートします。

宮城県の飲み物とおつまみで、和やかにスタート!

今回のイベントは、ゲストが登壇する東北最大級のコワーキングスペース「STUDIO 080」(宮城県仙台市)と参加者のご自宅等をオンラインでつないで実施しました。
イベントは社会人でも参加しやすいよう19時にスタート。開始時間が近づくと、会場であるZOOMのミーティングルームに参加者が続々と集まってきました。
参加者の手元には、宮城県の味覚を堪能できる飲み物とおつまみのセットが用意されています。主催者の計らいによるもので「飲みながらリラックスして参加してくださいね」とアナウンスがありました。

参加者の自宅に届けられた飲み物とおつまみセット

まずは主催者の東北活性化研究センター 地域・産業振興部長 藤原功三氏からのあいさつです。

「当センターでは、東北・新潟に所在する“キラリ”と輝く優れた企業約300社を「キラ☆企業」として選定し、就活を控えた学生さんや首都圏の若者の皆さんにその魅力を知っていただくことで、就職や転職を検討する際の参考にしていただきたいとの想いで情報発信に取り組んでいます。
本日のイベントでは、キラ☆企業からお招きしたゲストとの交流を通じて、東北や新潟といった地方で働く魅力を知っていただきたいと考えています」

参加者・ゲスト自己紹介!東北・新潟の出身者もそうでない人も、アツい想いをぶつける

主催者挨拶が終わり、参加者の自己紹介に移ります。
参加者は20代~30代が大半を占め、東京都と宮城県を中心に全国各地から参加いただきました。東北・新潟エリアの出身者と出身外の方の割合は、ほぼ半々です。

全国各地から参加いただいた皆さん。オンラインでも熱量が伝わってきました!

「学生時代からずっと東北に住んでいて、外から見た東北の魅力や、自分ではわからない課題に気づきたい」
「東北で起業した経験があるが、現在は東京在住で、地元を外からよくしていきたい」
「家族が東北にゆかりがあり、新しい転職先のひとつとして東北を候補に入れようと考えた」
など、東北・新潟エリアとのつながりや関心ごとを中心に自己紹介は進んでいきました。

参加者に続き、いよいよゲスト登壇者の自己紹介の時間です。

今回のゲストは、宮城県を中心に成長し地域に根差したビジネスを展開している、弘進ゴム株式会社株式会社ウジエスーパーの2社の経営者。
参加者はエントリー時にゲストにお聞きしたい内容を記入しており、期待感が高まります。

まずは、弘進ゴム株式会社 取締役社長の西井英正さん。簡単に事業説明をされたのち、若手人材についての考え方をお話しされました。

「ゴム製品の製造開発をしている会社で、北海道から九州まで全国各地に事業所があります。売上の大半が東京、大阪、名古屋で、バックオフィスとして仙台本社が機能しています。

今、手掛けていることとして、入社6年目の社員が進めている、ウルトラマンのキャラクタービジネスがあります。プロジェクト進行には苦労が伴いますが、うまくいけば自信になり、万が一失敗しても反省が次に生きるでしょう。
この経験が社員の今後のキャリアにつながるという想いで、成功も失敗も温かく見守っています。
このように、若手を中心に新しいことにも目を向けています」

弘進ゴムの技術でウルトラマンの世界観を再現、イメージしたワークブランド「ULTRAMAN」シリーズ

続いて、株式会社ウジエスーパー 常務取締役 氏家 良太郎さん。ご家族のエピソードなども交えながらこれからのスーパーの可能性を示唆しました。

「宮城県内に34店舗を構える、地元に根差したスーパーを事業として行っています。
私は、DX(デジタル・トランスフォーメーション)とCX(カスタマー・エクスペリエンス)の観点で、ローカルスーパーに大きな可能性があると感じており、本日、異業種のみなさんとお話ができることを楽しみにしています。
母や妻が「道の駅が好きだ」と言うので、その理由を問うと「新鮮さがいい」と。スーパーの食材も新鮮で、残留農薬値なども厳しい基準で管理していますが、お客さんにとってそれはあまり関係ない。商品も大事ですが、「体験価値」といった付加価値がないと継続性はないのだと思います。

デジタルで解決できる部分をコストカットしながら「お客さんにとって嬉しいコト」を掘り下げていきたいと考えています」

自己紹介を終えると、参加者からゲストのお二人へ次々と質問が投げかけられました。

「コロナ渦での仕事の変化」「ITで解決したいこと」などの質問に対するゲストの答えは?

『コロナをきっかけに価値観が一変したが、会社はどう変化したか?』という質問に対し、西井社長は

「当社はもともとテレワークなどはまったく取り入れていませんでしたが、コロナを機に一気に全員がテレワークをできるようにしました。東京は今も社員の半数しか出勤していないし、仙台では時差出勤も行っています。

仙台の良いところは、東京や大阪などと違い、早い時間に出社すると明らかに電車が空いていることです。さらに16時半に退社が可能となったことで「人生の幅が広がった」という声も聞きます。
時差出勤を経験した人は、もう以前の定時には戻れないかもしれない。しかし、それをスタンダードとして認めていかないといけない。コロナの状況が落ち着いても、世の中が以前の状態に戻ることはないと思います。
働き方を変革させるツールはどんどん発展し、地方回帰を生み出すと思っています」
と語りました。

参加者からの質問に答える西井社長。具体例を挙げながら分かりやすくご説明いただきました

また、ITやテクノロジーで解決したいことと、テクノロジーでは代替できないポイントは?』という質問に、氏家常務は
「スーパーの仕事は労働集約型で、様々な業務があり、色々な人がいます。ITで解決したいことはたくさんありますが、今のところ代替できないものはリアルなコミュニケーションだと思っています。
ただし、些細なコミュニケーションのトラブルをシステムで解決することはあると思いますし、情報共有の仕方も対面やアナログのコミュニケーションではなく、デジタルの導入でスムーズになることもあるでしょう。

そうしたコミュニケーションとデジタルを効果的に共存させる方法は、UI(ユーザーインタフェース)に掛かっていると思います。
業務に合わせたシステムなどを導入するのは簡単ですが、実際に使用感がよくないと継続して使われない。年齢やリテラシーが様々な中で、やさしいシステムづくりが必要とされると思っています。
何にせよITやテクノロジーの力に期待しており、コミュニケーションを円滑にするためのシステム導入にも関心を持っています」
と話されました。

その後も、東北・新潟の課題や魅力などのテーマで様々な意見を交わしたゲストと参加者。

最後に『経営者として実現したい未来、地域の未来とは?』という質問に、

「先代が築いてきたものを受け継ぎ、これからどうするか、ということを常に考えてきました。その延長線上に何があるのか、地域の未来として何を目指すのかという点については、正直いろいろな想いがあり、あまり考えはまとまっていないのですが、目の前で起こる事象について、常に真剣に考え、取り組んでいきたいと考えています」(氏家常務)

配信会場の様子。ゲストの氏家常務は参加者と等身大の目線でお話しくださいました

「今、中期計画をつくっていますが、策定メンバーに管理職は入っていません。10年後20年後を担うメンバーに「自分たちの未来を描いてね」と話しています。
与えられた環境ではなく、自分の勤める会社をどうしたいのかを考える力を持ってほしいです。
そして、ビッグカンパニーよりもグッドカンパニーを目指し、社長のためじゃなく自分たちのために考えて仕事をしてほしいと考えます」(西井社長)

参加者は経営者との直接交流に大満足!次回にも期待が高まります

2時間にわたり開催された今回のイベント。終了後も、会場の熱気は冷めやらず。

イベント後の参加者アンケートでは、
「地方企業のトップの方とリアルタイムで会話できて非常によかったです! 課題に対しての取り組み方や考え方を知ることができたのが収穫でした」
「ゲストの方はもちろん、参加者の方も熱意があって大変刺激になりました」
など、イベントに満足する声が多く寄せられました。

今回は参加人数を10名程度に限定して開催しましたが、今後は参加者の募集枠を広げ、ゲスト企業も東北・新潟から幅広くお招きして開催していく予定です。
東北・新潟エリアのキラリと光る企業の経営者と話がしたい、自分の考えをぶつけて意見を聞きたい方、次回イベント開催の際にはぜひご参加ください。

今後のイベント詳細については、決定次第、当サイトでご案内します。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

エンジニアの東京にこだわらない働き方を支援 サービスに申し込む