インタビュー

山形県酒田市。未来のプログラマーたちの楽園には「世界を変える」仕事がある

株式会社チェンジ・ザ・ワールド

「地方から世界へ。」私たちチェンジ・ザ・ワールドは東北の西海岸・庄内地方から、ITのチカラを最大限に活用しつつ挑戦をしています。なかでも「プログラマーの楽園」を酒田に作る野望を抱くのが、システム開発全般と「CHANGE(チェンジ)」プロジェクト責任者の玉置龍範です。彼のストーリーから「世界を変える」ヒントを探ってみませんか。
※本記事はPR Tableで掲載された内容を一部修正・転載したものです

田舎でのんびりではなくバリバリ働き、「少し先の未来」を、もっと良く

若かりし頃の玉置龍範(写真中央)

若かりし頃の玉置龍範(写真中央)

突然ですが、僕は、CHANGEで再生可能エネルギーの未来を変えたいです。酒田・庄内平野発でそれが起こり、みんなが再エネに参加していて、それを支えるためのシステム開発のプログラマー集団というか、コミュニティなどが酒田にできていく。そうして、ここが日本の西海岸になり、プログラマーの楽園になる。僕はそう信じています。僕たちチェンジ・ザ・ワールドの使命は、より良いカタチへ「世界を変える」こと。「今が良ければ良い」ではない「少し先の未来」を変えうる事業に取り組んでいます。

現在(2017年)僕は、庄内地方と家族のいる東京を行ったり来たりしながら、太陽光発電のサービス「CHANGE」のアプリ開発などを行いつつ、社内のシステム開発全般を見ています。

2014年2月、東京でITベンチャーを起業していた代表取締役の池田友喜が、故郷の山形県酒田市(庄内地方)にUターンして創業したのが、チェンジ・ザ・ワールドです。「庄内を日本の西海岸(シリコンバレー)にする」という池田と、「プログラマーの楽園を作る」という僕。ふたりの野望はうまく合致するのでは、と昨年(2016年)10月に入社しました。

プログラマーになる前は、バイクのめり込んでいまして、高校を卒業してからバイク便のアルバイトを5、6年やっていました。きちんと就職するにあたり、高校生の頃パソコンでゲームなどをつくって遊んでいた楽しさを思い出し、システム開発を仕事にしたいと考えました。

もともと代表の池田とは、外資系のTVショッピングの会社に勤めていたときに出会い、一緒にベンチャーを立ち上げた仲です。僕は開発チームを率いていたのですが、その後紆余曲折あり、別の会社の代表を務めたりしました。しかし2016年、40歳という節目の歳にその会社が親会社に吸収されて……。

他のベンチャーからの誘いもあったのですが、今後のことを真剣に考えていたところ、池田が「たまちゃん来てよ」と声をかけてくれたんです。

「世界を変えたい」という強い想いは僕にもありましたし、なにより庄内地方をアメリカの西海岸のような地域にしようという会社のビジョンに惹かれました。

山形の会社に行くというと、のんびりした「田舎暮らし」のイメージを持つ方もおられるのですが、むしろ積極的にバリバリ働きたかったですし、それは今の東京ではかえってできないのではと考えました。これからは地方での活動が活発になっていくだろうという意識も強かったです。

世界を変える——“タマニチェンコ”としての日々

チェンジ・ザ・ワールドでともに働く仲間たち

チェンジ・ザ・ワールドでともに働く仲間たち

社内では全員あだ名で呼びあいますが、僕は自分でつけた「タマニチェンコ」。社のホームページにも代表以外はあだ名だけで載っています。酒田では社外の人にもあだ名で呼ばれていまして、「本名なんだったっけ?」と言われることも(笑)。入社して1年ほど経ちますが、あだ名で呼ばれることに違和感を感じないくらい、いろいろなことがおかしい(面白い)会社ですね。

山形らしく芋煮会をやったり、けっこう週末などに社員で集まることも多いです。自由な人がたくさんいますから、一般的な会社のように社員を縛るようなことはしません。しかし、会社にとって大事な使命がありますので、そこには縛られます。

「CHANGE」という太陽光発電に関わるサービスを提供しているのですが、これもその使命に大きく繋がる事業です。

耕作放棄地などを利活用した大規模な太陽光発電所をつくり、以前は企業などの大口の方のみとご契約させていただいていたのですが、太陽光パネル単位、1ワット単位で販売し、手軽に太陽光発電のオーナーになれるサービスをスタートさせました。これによりウェブサイトやスマートフォンアプリ(開発中)上で、欲しい分の太陽光パネルを購入することができます。

発生した電気は電力会社さんに買い取ってもらえます。さらに、太陽光発電のような再生可能エネルギーについては、国が定める固定価格で一定期間(20年などの長期間)価格を変動させない固定買取価格制度が設けてられているので、購入されたパネルで発生した電気の価格も販売先も確保されているわけです。学資保険などよりもよっぽど利率も良く、安心な投資になり得ると思っています。

一方で、アプリなどにより簡単に購入できるようになれば、再生可能エネルギーというものへの参加意識が高まるのではと期待しています。未来への投資ですね。

2017年現在、このサービスのアプリをほぼひとりで開発しているので、ぜひ仲間がほしいです。うちのシステムはScala(スカラ)で、フロントは、Riot.js(ライオットジェイエス) 。いままであまりない組み合わせなので、新しい技術に挑戦し続けたいし、技術も生活も新しい自分を発見したい人にうってつけですよ(笑)。

酒田でコードが書ける幸せ

酒田の海の上で仕事をする玉置

酒田の海の上で仕事をする玉置

最初に酒田を訪れたのは2007年ごろ。代表の池田に連れられていったときは何もない印象でしたが、こうして実際に行き来してみると、特に生活に困るようなことはありません。海が近いですから魚が美味しいことは言うまでもなく、米どころですから酒蔵も近くに大量にあり、果物も美味しいですし、本当に食が豊かです。

渋滞もありませんし、車で30分も行けば大自然が待っています。温泉までも20分ほどです。そんな自然の中で開発ができる楽しさがあります。やはり、窓を開けても隣のビルの壁しか見えないような環境でずっとプログラミングをしていると、病みますよね。ここなら、疲れたら海や山へちょっと行くこともできますし、なんなら「おくりびと」ごっこ(*)だってできます(笑)。

真面目な話をすると、チェンジ・ザ・ワールドでは東京で働いていたときと同じ給与水準を目指していますので、生活コストの違いもあり、かなり生活は楽です。

オフィス環境も新しく、労働環境もいいので、地方で働くことを考えているのであれば、自信を持ってうちをお勧めできます。都会ではできないアクティブで刺激的な生活を保障します(もちろん延々とコードだけ書いていても大丈夫!)。

(*)酒田には、映画「おくりびと」のロケ地があり、本木雅弘が鳥海山をバックにチェロを弾くシーンの撮影地では、同じ場所にイスが設置され、あの世界観を楽しめます。

地方同士が繋がり、自分たちで未来を切り拓く

LIGHTHOUSE立ち上げの様子

LIGHTHOUSE立ち上げの様子

庄内地方にも、ちらほら面白いことをやっている人たちがいて、移住者のコミュニティなども活発です。うちは社団法人の日本西海岸計画との関わりが深く、地元の起業家を呼び講演してもらう「モシエノ大学」という勉強会に参加したり、起業家を育成するインキュベーション施設「LIGHTHOUSE」の立ち上げにも関わりました。

東京の仕事を地方に持ってきたり、東京を経由するのではなく、直接地方同士でつながったり、日本を見ずに世界へ出て行ける時代になってきました。東北の震災後、宮城では起業する人が増え、西海岸計画と対比する東海岸でまとまろうという動きも石巻、釜石、気仙沼を中心にはじまっています。

いろんな志をもった人々が集い、新たな産業が庄内地方にもどんどん起きてほしいです。東京に頼らずに自分たちで未来を切り拓いていく。それが、本当の意味での地方創生ではないでしょうか。

***

あえて冒頭にお伝えしたことを繰り返します。

僕は、CHANGEで再生可能エネルギーの未来を変えたいです。酒田・庄内平野発でそれが起こり、みんなが再エネに参加していて、それを支えるためのシステム開発のプログラマー集団というか、コミュニティなどが酒田にできていく。そうして、ここが日本の西海岸になり、プログラマーの楽園になる。僕はそう信じています。