創業85年。宮城・仙台市でやりたいことを実現できる会社を目指す

<OFF TOKYO×キラ☆企業>弘進ゴム株式会社/取締役社長・西井英正氏

この企業のキラ☆ポイント!

  • 昭和、平成、令和と時代の変化とともに成長してきた宮城を誇る企業
  • 技術者・開発者が社内にいて技術品質の向上や改善が現場と直で実現できる
  • とにかく代表である西井社長の人間力がすごい!

弘進ゴムの製品と西井社長

その道のプロが求める、新たな要望に日々答え続ける製品づくり

弘進ゴムは、1935年(昭和10年)創業。初代が1932年(昭和7年)に北海道の長靴製造企業の仙台工場長として就任したのが始まりです。

ゴム長靴を中心にシューズづくり。代表製品は、農業・林業・水産業、あらゆる現場に最適なシューズ=その道のプロに認められる製品をつくり続けている。

その現場のあらゆる要望に応える。例えば、食品加工の現場では足元に水や油があり、滑りやすい。つるつる滑らない長靴をつくることで、本来の作業に集中してもらうことができる。プロが本来の力を発揮することができるのです。
最適な素材・加工を繰り返し、その道のプロが本領発揮できるような製品を提供する。まさに、プロがプロを支えている。

取締役社長の西井英正さんにお話しを聞きました。

取締役社長の西井英正さん

このエリアで事業をスタートした経緯を教えてください

初代が仙台で独立を決意し、仙台市古城に弘進護謨工業株式会社設立。その後、九州、北陸へ支店や工場を設立。業務を拡大してきました。
長い歴史の中で、景気も変動し、平成初期には人員削減なども行い、10年ほど採用ができない時期もありましたが、96年くらいから、少なくとも技術系の人は採用してきました。
技術職の採用を行ってきた理由は、当社がメーカーとして研究開発を疎かにしてはいけないし、継続性を持たなければならないという信念からです。

現在、社員の技術職の割合は約15%で、化学系に限らず、機械、電気、デザイン、システム開発など、「技術職」といえど幅も広く、外注することなく社内で完結できるようしています。
そのため、今回のように突然、在宅勤務やリモートワークを余儀なくされた場合でも、社内に技術職などシステムに長けたメンバーがいるので、順次対応することができました。

事業の中で力を入れていることは?

技術職、営業職、一般職など、様々な職種の社員がいます。
共通していえるのは、仕事は手段であり、人生のすべてではない。会社に来るだけが人生じゃない。
会社にくることだけが目的にならないように、それぞれ夢をもって働いてもらいたいと思っています。

会社って、どうしても来ることが目的になってしまいがちです。でも社員一人ひとりの価値観がある中で、夢を持ってほしいと思います。それを実現するために会社をうまく使ってほしいんです。

キャリアのつくり方は、人それぞれです。そのためにも、様々なキャリアパスというか、働き方、働きがいを高める人事評価制度を模索中です。会社が押し付けるのではなく、個々にあわせたキャリアをつくってほしいと考えています。

これから目指したいことはなんですか?

大きい会社ではなく、いい会社、強い会社になりたいですね。
いい会社とは、ユーザーが満足度・リピート率が高く、今いる社員がこの会社で働いてよかったと思ってもらえること。

常に、社会に存在させてもらっているという意識と、社会における会社の位置づけを理解しつづけていくことも重要だと考えています。

その結果、現状の人員規模でもう少し規模を拡大して、利益を向上させ、従業員の収入を増やしていきたいですね。
コロナとの共存は重要です。これから自社製品を新しい生活スタイルにどう価値を提供していけるのか、今は、会社にとっても大事な時期だと考えています。

新しいアイデアはどんどん取り入れていく風土はあります。コロナはピンチだけではありません。新しい生活様式の中で、自分たちの温めてきたアイデアをカタチにするチャンスでもあります。

競争心のある、活力のある仲間とともに、伝統×最先端の技術力を活かし、新しい価値を世の中に提供していきます。

取材を受けて、学生の感想

今回の取材には、東北エリアの学生が同席し、学生の視点でどのように感じたか、感想を教えてくれました。

同席した学生:小関和也(東北福祉大学4年 山形県出身)
お話しを聞かせてもらった、東北福祉大学4年の小関和也です。

大学では総合福祉学部で社会福祉を中心に学んできました。現在はコワーキングスペースと新卒キャリア支援団体でインターンシップ中。「多様なキャリア」について興味を持ち、考えを深めています。大学卒業後はIT業界に進み、営業職として働く予定です。

お話しを聞いて驚いたことが3つあります。

1つは、代表が社員に考えてもらう環境づくりを推進していることです。
社員の「どうしましょうか」という質問に敢えて答えないようにしているとのお話がありました。社員の考えを引き出してトライアンドエラーの場を用意されている。私は社長自身がトップダウン方式にしないよう努力されていることに驚きました。

2つ目は内製で製品開発を進められていることです。
私は今まで「デザインや研究分野は外注するもの」というイメージがありました。弘進ゴムさんでは、その専門分野のポジションがあり、希望により職種の変更もできるというお話もありました。これからの働き方を考えたときに、専門知識を活かしつつ様子を見て職種転換できる環境も魅力的に感じました。

3つ目は、企業の目的は必ずしも規模を大きくすることではないということです。
社長は「会社の規模を大きくすること」ではなく「良い会社にすること」という展望をお持ちでした。業界の立ち位置を理解し、「良い会社」を目指しながら働くことも1つの成長軸であることを学びました。

以上の気づきから学生目線での企業の認識と本質にはギャップがあると感じました。これからの学生はその本質について理解していかなければならないと思います。 

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