100年後の安全をつくる。宮城から日本の国土をデザインする

<OFF TOKYO×キラ☆企業>株式会社東建工営/代表取締役副社長・森井 淳司氏

この企業のキラ☆ポイント!

  • 国や社会の未来をデザインできる
  • 土木・建設に関するブレーンとして、インフラづくりに貢献できる
  • 10年後100年後の、生活の安全をつくる仕事

社会を支えるインフラ企業。建設業界のブレーンとして活躍する

東建工営は、宮城県名取市に本社をおく建設コンサルタント会社です。
東北を拠点とし、主に官公庁からの発注業務を受注して公共事業の発注者支援や土木技術の提供、防災、環境保護などの計画、調査、測量、設計、施工管理などを行います。

実際に同社が工事を行うのではなく、その計画段階に必要となる技術の提供や、施工物のアフターフォローなどを行っており、目には見えない技術サービスを提供する縁の下の力持ち的な存在といえます。
社会資本(インフラストラクチャ―)整備に係わる技術の提供をしているため、官公庁と共に仕事をすることが多くあります。
道路、河川やトンネル、橋梁に関連する施工管理をはじめとして、公共物の測量・設計や震災復興、自然災害の調査や必要となる資料作成など、その業務分野は多岐にわたります。

このような公共事業を民間企業である東建工営が技術支援することで、工事の円滑な履行と品質の確保を実現しています。

「一人前になるまでに10年程度かかる」といわれるこの業界は、社会に非常に必要とされながらも、なり手が多くない現状があります。
しかし、多くの関係者と一丸となって業務を進めていく仕事で、技術だけではなくコミュニケーションをとりながら、周囲の信頼も得ながらつくりあげていくことで、非常にやりがいも感じられます。

代表取締役副社長の森井淳司さんにお話をしていただきました。

代表取締役副社長 森井 淳司さん

このエリアで事業をスタートした経緯を教えてください

当社は、1976年に創業しました。
今でこそ仙台を含め東北は、インフラが整備された都市ではありますが、創業当時の東北においては、そのようなイメージとは異なる雰囲気でした。
社長の出身は富山県ですが、当時の東北エリアが都市開発として発展するという時代であり、ここから盛り上げていきたいという強い思いがありました。
創業者の社長である父が、土木関係の仕事をしていたので、幼少期から土木の仕事を身近に感じており、学校では土木を専攻していました。
卒業後、神奈川県(横浜市)で地方公務員(土木技術職員)として勤めました。
その後、私は入社し、6年程前に本社を仙台市(長町)から名取市の新社屋に移転しました。
現在は、受注者側の立場ですが、発注者側の立場として20年近く携わった経験をいかし、発注者側の立場で考え、支え続けて社会に貢献していきたいと考えています。

事業の中で力を入れていることは?

現在、主部門としては発注者支援業務部門と施工管理部門です。
発注者支援業務部門とは、官公庁発注の土木部門の業務の職員と共に一緒に取り組んでいます。
執務場所は庁舎の一部に常駐させていただき共に進めています。

また、官公庁の仕事は守秘義務が求められており「みなし公務員」の立場での取り組みに努めています。
東北6県で同業務を営む会社は、20社以上ありますが当社の特徴としては、建設インフラの計画後から維持まで幅広く技術を提供しています。
施工管理業務だけに専門化している会社も多い中、複合的に技術業務を営んでいることが、当社の強みの一つと捉えています。

今、求めている人材は?

一人前になるまでに時間はかかりますが、持続性のある業界で、仕事の大きさや社会に与えるインパクトにやりがいを感じてもらいやすいと思います。
日本の国土をデザインし、まちづくりに携われる仕事に関心のある方、資格をとりながら着実にキャリアを歩んでいきたい方にぜひ来ていただきたいです。

人事課長 中村 美由紀さん

この質問については、さらに人事課長の中村 美由紀さんにもお話しいただきました。

「高校や大学で土木の勉強をしていて、別の仕事についても、想いがあれば来てほしいと思っています。当社は、入社して資格をとる人も多く、入社後にも成長していける土壌があります。地元で働きたい人のためにエリア採用の体制もつくっているので、地元をよくしたいという想いのある方にも、ぜひ来てほしいですね。」(中村さん)

これから目指したいことはなんですか?

自分の仕事が、10年後、100年後の生活や安全を守る仕事です。従業員の皆さんには、そんな使命をもって働いてほしいと切に願います。
国や社会の未来を、自分がデザインできる。そんな夢のある仕事を、プライドをもって働く人を創っていきたいです。

昔の土木は3K(キツイ・汚い・危険)と言われていましたが、そんなイメージを一新し、新3K(給料・休日・希望)を提唱し土木業界を変えていきたいです。

取材を受けて、学生の感想

今回の取材には、東北エリアの学生が同席し、学生の視点でどのように感じたか、感想を教えてくれました。

同席した学生:菅野貴子(東北福祉大学3年 福島県出身)
お話しを聞かせてもらった、東北福祉大学3年の菅野貴子です。

福祉行政学科で、福祉に関する政策や国際政治について学んでいます。現在はコワーキングスペースでのインターンと、学生団体のリーダーとして活動してます。女性のキャリア構築や働き方について興味があり、将来はその分野に携わる仕事をしたいと考えています。

東建工営さんへの取材で気づいたことは3つあります。

まず1つ目は、仕事のインパクトが非常に大きいことです。生活に欠かせない企業でありながら、お話しを聞く前の私のようにその業務の内容を理解していない学生も多いと思います。
社会に貢献している企業であるという本質的な魅力を、私たち学生も理解していく必要があると感じました。

そして2つ目は、「官公庁とともにお仕事をし、数十年残るものをつくる」という点です。
私を含め、最近の若い世代には、ITなどの即効性・裁量権がある仕事を好む方が多いです。
建設コンサルタントのお仕事は、一人前になるまでに時間がかかるけれども、地方公共団体とともにまちづくりに関わるため、その分扱う仕事も大きいことを知りました。
地域に長期的に影響を与えられ、大きな仕事ができるところはとてもやりがいがあるように感じました。

最後に、「地域に貢献しながら地域で暮らせる」という点も魅力的だと思いました。
地元をよくしたい、地元で働きたい人のために、支社ごとのエリア採用にも力を入れていきたい点が、働く人に寄り添い、とても良いなと感じました。

なり手が少ない業界という話もありましたが、まちづくりに直接関われ、地元の未来を創っていける仕事です。
私たち学生も業界研究を通じて魅力を知り、さまざまな仕事に目を向ける必要があると感じました。

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